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イタリア在住岩田デノーラ砂和子が、現地日常の「子育て」を密着レポート!
日本との違い、新しい発見…何が飛び出してくるか…?お楽しみに!
vol.01
イタリア子育ての極意は、
褒めて、見せびらかして、愛して!
イタリアは、「Mangiare, cantare, amore(マンジャーレ、カンターレ、アモーレ~食べて、歌って、愛して…~)」の国。日々を美味しく楽しくシアワセに暮らすことにかけては達人級の人々が暮らしています。そんなイタリアでは、どんな子育てをしているのでしょう?
イタリアンマンマである友人が、「子育ての極意は、Valutare, esibire, amoreよ(ヴァルターレ、エシビーレ、アモーレ)!」と言っていたことがあります。マンジャーレ、カンターレ…と比べると、ちょっと難しい単語ですが、その意味は、「褒めて、見せびらかして、そして愛して!」。イタリアのマンマたちも、我が子が可愛いくてたまらない…のは日本のマンマと同じですが、大きな違いは、思いっきり「我が子可愛さを表に出す」ことだなぁと思います。
人前だってはばからず、24時間いつでもどこでも、抱きしめてBacioバーチョ(キス)の嵐。ブラ―ボ、ブラーバとほめちぎり、愛情をたっぷり示しながら子育てをしています。日本とは、国民性や習慣の違いはありますが、「私の赤ちゃんは可愛いわよね、ねえ、そうでしょ?」とシンプルかつストレートに(そしてやや強引に)表現するイタリアのマンマたちは、見ていると、こちらもシアワセな気持ちになります。そういえば、イタリア語には「親バカ」と言う単語はありません。なぜなら、親バカであることが当たり前だから…笑。
さてさて、そんなシアワセいっぱいのイタリアから、イタリアマンマたちの子育て事情をシリーズでご紹介します。離乳食や流行りのベビー服、そして習慣などなど、日本との違い、新しい発見、何が飛び出してくるか?どうぞお楽しみに!


vol.02
くるくる変わるのは表情だけじゃない?!
赤ちゃんの目の色は何色?
赤ちゃんの目の色…日本では、あまり話題に出ることではないですよね。ところがイタリアでは、マンマが楽しみにすることのひとつ?!でもあります。
赤ちゃんの目の色は、生まれた時は黒に近いブルーが多く、そして日を追うごとに、緑色がかってきたり、茶色くなったり!変化を繰り返しながら、1歳ぐらいでやっと安定した色になります。そのため、なんと!生まれたばかりでは何色の目になるか?がわからないんですね~。面白いです。
「生まれたばかりの赤ちゃんの目の色はブルー」だと思っているイタリア人も多いのですが、よ~く見ると、黒っぽいブルーの中に緑やグレー…など、たくさんの色の要素を見つけることができます。何色になるか???ミステリー満載の複雑な色合い。
ノンノ(おじいちゃん)のブルーかしら、それともノンナのカスターニャ(栗色)に似るかしら。いやいや、ビスノンノ(ひいおじいちゃん)の緑…かも。でも、マンマの黒を受け継ぐかもしれないわ。赤ちゃんの目の中には、家族の長い遺伝子の歴史がすべて詰まっているかのようです。
ある友人マンマが、生まれたての赤ちゃんを抱いて「青くなーれ、青くなーれ」と耳元でささやいていたことがあり、日本では決して見られない光景だなぁと感心(?)したことがあります。何事もマンマが決定権を握るイタリアですが、さすがに目の色までは、マンマの好みでは決められません(笑)。家族の誰かの優勢な遺伝子…誰に似るのか?親戚一同の楽しみは尽きません。


vol.03
さすが靴の国イタリア
足元のオシャレはベビーから
熟練の職人が作り上げる見事なフォルム、各ブランドが競って生み出すデザイン。イタリアには、つい足を止めて見入ってしまう美しい靴が並ぶショーウィンドーが、街のあちこちに見つかります。足元のお洒落は、イタリア人が特にこだわることではありますが、小さな子どもたちも、大人顔負けの革靴やデザインの凝った靴を履いていたりするので恐れ入ります。
歩き始める前の赤ちゃんでも、お出かけする際にはちゃんと靴を履かせます。防寒や安全のためでもありますが、やはり見た目…ですよね。イタリアの暮らしは、靴の暮らし。朝起きてから、夜寝る前まで人前で靴を脱ぐことはありません。そのため、赤ちゃんでも裸足を人前に出すのは、少々妙な感じがする(?)んですよね、きっと。
つかまり立ちができるようになれば、家の中でも靴を履かせます。床も大理石やテラコッタなど、素足では少々冷たい素材が多いので、防寒の意味合いもありますが、靴の暮らしに早くから慣れることを目的にしています。
ふんわりと包み込む柔らかい素材のベビーシューズはもちろんですが、赤ちゃん用の革靴も豊富に見つかります。10センチの手のひらサイズの靴など、ミニチュアのようで、ホントにカワイイ!足には、きちんと作られた革製の靴がいいそうですが、数か月しか使えない革の靴。なんとな~く贅沢な感じもしないでもないですが、やはりいいものは、いい。
歩き始める前から、靴に対してこだわりを持たされる(?)イタリアの赤ちゃん。大人になってからテキトーな靴なんて、履けないですよね。3つ子の魂百までも…足元のお洒落が赤ちゃんからスタートするとは、さすが靴の国、イタリアです。







